@masaoblueのIIDX記録

IIDXにハマった三十代の男性がもっと上手くなるために必死に頑張る様を記録するブログです。

ビートマニア日記 2023/02/05

こんにちは、まさおです。

なんとこのタイトルで投稿するのは2020/12/13ぶり、約2年半の間が空きました。

この間IIDXは熱中したり離れたりを繰り返し、一瞬引退の文字もちらつきましたが年明けに再度戻ってくることができました。 近年は無理に練習して体を壊してしまい、やりたくても出来ない期間が増えてしまっているので、あくまで健康第一を意識しながら楽しんで続けていきたい所です。

さて、今日はプレイ中に気づいた自分の癖についてのお話です。

「俺、7鍵盤、見てなかったわ」

この記事で書きたいのはこれだけです。 意味は言葉のままで、ここまで長年プレイしている間、自分は7鍵盤のノーツをちゃんと見ずに適当に押していたことに気が付きました。

きっかけは、ヨシダさんの冒頭で何度か出てくるこの16分の7鍵盤が連続して黄ばみ、「一体なぜだろう」と疑問に思ったことでした。

ここで改めて譜面を見直して分かったのですが、上の部分は自分の認識としてはこんな感じに見えていました。

つまり、1鍵と5鍵は目押ししているのに、7鍵はリズム押しになっていた感じですね。 更に他の曲を叩いている間にも意識してみた所、離れた鍵盤と同時押しになっている7鍵の場合に特に意識から抜け易いことに気が付きました。

それが最もスコアに現れていたのが、☆9のElement of SPADAでした。この曲は後半に何度か7鍵盤から始まる階段が出てきます。

SPADA当時はそこまで苦手ではなかったのですが、INFINITASに収録されてからはこのあたりでGOODを連発してしまい、思ったようなスコアが出ませんでした。

落ち着いて見てみると93小節目が特に厄介で、皿+1+3鍵盤から始まっているせいで余計に意識が左側に寄り易く、右側の認識が阻害されて中々綺麗に押すことができなかったのだということが分かって来ます。

対策してみる

取った対策としては大きく2つで、1つ目は「特定のレーンではなく全体を眺めるように見ること」、2つ目は「椅子を若干後ろに引き、首が前に出ないよう注意して視野を広げること」です。

そしてこれらを意識してプレイした、今日の1発リザルトがこちら。

もう少し光りそうな部分はありましたが、無事にまずまずのスコアが出せるようになりました。

さいごに

これまで譜面を分析する、いわゆる座学というのがとても苦手...というかずっと逃げてきてしまっていましたが、今日のような癖が至る所に有るんだろうなと考えると、重い腰を上げて真面目に取り組む良いきっかけにはなった気がします。

今後も続けていけるか自信は無いですが、できるだけ頑張ってみようと思います。

それでは、今年もよろしくお願いします。

冥穴3500の話

お久しぶりです。

気づけば前回の記事から1年、ゲーム自体はちゃんとやっていたもののブログの更新はサボってしまいました。

今回の話題

ホントか???🤔

という訳で、これまで冥で3500に乗った時の数少ないリザルトをまとめてみるだけの記事です。 俺は3500乗るとテンションが上がってすぐにツイートしたがる生き物なので、大半はtwitterに上がっている。

冥3500記録

2019/11/9、これが人生初の3500。この時はまだゲーセンに行っていた。もうここから2年半も経つんだなぁ。 直後の2020年からコロナの影響があり、2月を最後にゲーセン通いをやめてしまったため、ここからはINFINITASでの記録になる。

これはINFで初めて乗った時。2020/4/5らしい。でもこの後しばらく3500を出すことはできなかった。他の曲は多少上手くなっても冥は伸びない、という感じが続いた。 また、2020年末に肩を痛めたため半年ほど休止し、5月くらいに復帰。

これは2021/10/25だけど、この時点で自己ベが3512になっているので多分調子が良かった6~7月くらいに更新したものと思われる。 リザルトを見た感じ、大体半年に1回くらい3500を出せている気がする。

なお7月にクロペン4100を記録した直後にワクチン1回目を接種し、熱を出してダウンした結果地力が落ちた。 更に2回目の8月は39度の高熱が出てしまいさらに地力が落ちてやる気も地に落ちた。ただ、何となく離れてはいけない気がしたので鍵盤を叩くことはやめないようにしていた。

で、最初に3500乗ってから2年と少しが経過した2022/1/10、やっとの思いで3521を出して自己ベ更新。 しかし、この時もまだ安定するには至らず、ここからまた数ヶ月は何度やっても3400台止まりだった。

これが人生5回目くらい。そしてこの後、5/8あたりの配信中にも3500を出し、人生初の週2冥3500を記録することとなった。 更に冒頭の通り5/16にも同じようなスコアが出て、ようやく何か今までと違う感触を掴み始めた、というのが今の状況である。

実際の所どうなのか

多分もう少しで出せそう、だとは本気で思っている。理由として大きなものは以下の2つ。

  1. 今までで一番、押せていない箇所を認識できている
  2. 練習のサイクルを上手いこと回せている

1.について

最初に3500を出した頃は、自分が押せている譜面と押せてない譜面の何が違うのかあまり理解していなかった。

ただ最近は「前半の軸が左手に来た場合、割れ譜面じゃないと押し切れない」事や「低速の入りの時点で体に力が入りすぎていて、加速地帯の連打が全くスコアになっていない」事などが分かってきた。 そのため、日中の仕事の休憩時間に左手の苦手運指の練習(2-1-3-1-2の繰り返し、1-3-2-3-1の繰り返し、2-3のトリル)をしたり、力まずに連打を取るために定期的にS-RAN練習などをやるようにしており、その成果もあって以前までは押しきれなかったような譜面でも3500近くを出せるようになってきた。

2.について

ゲーセンに通っていた頃は土日の朝に開店凸するリズムができていたのだけど、ゲーセンだと「せっかくなら難易度の高い曲をやろう」という意識が強く、2日とも☆12のスコア狙いをしてしまうことが殆どだった。 ただ、今考えると土曜日は調子が良くても日曜日は疲れて調子が悪い、という事が多くてあまり効率的ではなかった。

最近は「発狂の調子が良かった次の日は休むか、低難易度中心の練習に留める」ようにして、無理に連続して高難度曲をやり続けないように意識している。 これにより、地力上げとスコア狙いの日が明確に分かれる事になり、自分が何を練習したいのかをちゃんと認識して鍵盤を叩けているので、それも少しは上達に繋がっている、ような気がする。

そんな感じで、直近数週間は調子が良いと思える日が増えてきている&これからも上達出来そうな感触があり、それなら冥鳥くらいは出せるのではなかろうか?というのが、今考えていることです。

おわり

14年くらい経ったけどまだ出したいって言ってるよ。 世の中の色々な人の状況を見て、元気にゲームを続けられているのは幸せな事なのだなぁと感じる。

IIDX Trainer v0.0を公開しました

あけましておめでとうございます。

最近IIDXの上達を目指すにあたって、苦手譜面を効率よく克服する方法が欲しいと感じたので、以前公開したIIDX Input Capturerの機能を使い回して、練習のための新しいツールを作ることにしました。

IIDX Trainer v0.0

第一弾は、皆さんご存じのTexTageで公開されている譜面情報を実際に再生して練習する機能を実装しました。

masaoblue.github.io

1.使い方

譜面を再生する

IIDX Trainerを起動し、TexTageのトップページにある「IIDX譜面集」のリンクから譜面一覧を表示します。

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練習したい譜面のページを開き、右下のStartボタンを押すと譜面を再生します。

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譜面のランダム(RANDOM)や小節の範囲指定(BarClip)などはTexTage側のボタンから設定したものが反映されます。

押した所を確認する

再生終了後、Replayボタンを押すと譜面と自分が押した箇所を重ね合わせて表示できます。

レーンの上でスクロールするか、右側の青いツマミをドラッグして任意の箇所に移動することができます。

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2.再生設定

右下の欄で設定する値について説明します。

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Repeat Count

指定した範囲を何回繰り返すか設定します。(最大100回まで)

BPM

BPMを指定して、本来の譜面の速度より速く/遅く再生することができます。
※譜面のページを開いた際、その譜面の開始時のBPMがデフォルト値として表示されます。

Overlay Adjust

押した箇所をノーツに重ねる際に、どの程度ズラして表示するかを設定します。

3.全体設定

左下のConfigボタンから設定する値について説明します。

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Play Side

スクラッチの左右を切り替えます。

Input Type

入力するコントローラーの種類を選択します。

  • Controller
    • 公式プレミアムコントローラー等、1-7鍵盤がButton1-7に対応している場合はこちらを選択します
  • Keyboard
    • 上記以外の場合はJoyToKey(シェアウェア)などでの入力変換が必要です。コントローラーの1-7鍵盤が「E,R,T,Y,U,I,O」に対応するよう割り当てを行ってください。

Minimum Charge Time

押した箇所を表示する際、何ms以上の長押しでチャージノーツとして表示するかを指定します。

Green&White Num

いわゆる緑数字/白数字です。緑数字でノーツの表示時間、白数字で上部の譜面を隠す部分(SUD+)の長さを設定します。

Update Interval

描画の更新間隔を設定します。譜面がカクついて見える場合などはこの値を変更すると治るかもしれません。環境に応じて調整してみてください。

おわり

改めて振り返ると、私は十数年前の学生時代から非常に長い間TexTageにお世話になっているなと感じます。その頃から変わらず、未だに更新を続けられているのは本当にありがたいことですね。

IIDX Trainerとしては、今後は一定リズムでのトリルや、IIDX Key Loggerで実装していた二重階段など、特定の譜面を重点的に練習するモードを追加していきたいと考えています。

このツールが誰かのお役に立てば幸いです。
それでは、2021年もよろしくお願いします。

ビートマニア日記 2020/12/13

最近良い感じに成長できている気がする。

基準を設けて計測している訳ではないけど、低レベルが光るようになってきたし、高レベルも最後まで腕が持つようになってきた。

このまま続けて今年を終わりたい。

進捗

共鳴遊戯正規のスコア詰め

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やる度にちょっとずつ伸びている。

単純に体力がついてきたのと、スコアを稼げそうな箇所を理解してきたので多分3400後半までは普通に出せる。ただ3500に乗せようとするともう一段階地力を上げる必要がある感覚。できれば今年が終わるまでのあと2週間の間にそこまでたどり着きたい。

譜面認識の解像度が少し上がった

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これは今日DIAVOLOを5回くらい選曲したうち一番スコアが高かったやつ。

最近は1日に5回も最後まで演奏できる体力が無かったので、まずはそれができるようになったことも成長だと思う。

そして選曲したうち1度も2900を割ることがなかったのも高評価。(ただし前半トリル失敗して強制終了したものは除く)

当たり譜面に頼らずスコアが伸びてきた理由として大きいのは、譜面認識の解像度(と勝手に読んでいる力)が向上したこと。今までは16分までしかしっかり見えていなかった所、最近は少しずつ32分を認識できるようになってきたので、長い階段だけでなく中盤以降によく現れる短いジャラジャラでもスコアを稼げるようになった。

筋トレ

12/12土曜日だけサボってしまったけど、ここまで2週間続けられている。 日曜日は休みなのでまた月曜日から再開できるように準備する。

メモ

個人的な感覚でいうと、譜面認識力は目と手の力の掛け算で向上していく。今回の場合はプレイする頻度が増えて少しずつ目が育ってきた所に、筋トレで手の力を伸ばしたことで良い具合に認識力が向上したのだと思われる。

この上達の動きは相互補完のようになっていて、大体こんな流れで少しずつ伸びていくことが多い。

  1. 目で譜面を追う力が向上した結果、正確に腕を動かすことになり疲れやすくなる
  2. 1を続けることで腕の力がつき、見えた通りに動かせるようになる
  3. 認識に余裕が出来て、いつもより細かく譜面を追えるようになる
  4. 1に戻る

実は今年の中旬くらいにもこの感覚を持てた時があったんだけど、その時は色々な理由からIIDXをプレイする頻度が落ちてしまった。今回は一番やる気のあるタイミングでこの状態まで来れたので、おそらく年内にはINFで3000点出せると信じている。出せたら良いなあ

ビートマニア日記 2020/12/8

最後に書いてから5か月が経過した日記。

筋トレ始めました

IIDX自体は最低週1のペースで細々と続けてきたけど、やっぱりそれでは地力が伸びない。
もう少しどうにかしたいなと思っていた矢先に、twitterでフォローしている人が良いトレーニングメニューを紹介してくれていた。

やるしかない。

と思ったのは11/22、手を付け始めたのは11/30。1週間のラグがあるのが非常に自分らしいなと感じる。


そこから約1週間、夕飯後に筋トレしてからプロテインを飲む行為を続けた結果、

少しずつ地力が戻ってきた気がする。実際には筋トレだけではなくて発狂BMSもやるようにしたりしているのでそのおかげもあるかもしれないけど、前よりも腕にしっかり力が入る感触があるのは筋トレのおかげなんじゃないかな、と思っている。

なお、特にBPを減らしたい曲が思いつかなかったので筋トレはしているけど効果測定のためのBP計測はしていない。本当はしといた方が良いんだろうな、と思ったけど続けていれば自ずと効果が出るだろうと高をくくり、めんどくさいという理由で計測はしないことにした。

続けられることだけを続けるのが続く秘訣だと俺の脳内が言っている。それで良いんだろうか。

左手の練習

一昨日あたりから、時間がある時に左手を動かす練習をしている。
主に中指-人差指の23トリルと、1048式の左手12321の階段を繰り返すだけ。自分で作ったInput Capturerでちゃんと押せてるか確認しながらひたすら全速力で繰り返す。

これをやり始めた理由は共鳴遊戯正規で全然左手の感覚が掴めていないから。BPM190に全く追いついていない感触があって、何度やってもリズムをキープできない(ハード落ちしない程度には押せるけど光らない)ので楽しくない。曲も譜面も好きなのに楽しめない、という苦痛に耐えかねて左手をもう少し重点的に鍛えてみることにした。

まだ開始して数日だけど、以下の効果があった。

  • 前より左手側の譜面がよく見えるようになった
  • 左手で捌ける鍵盤が増えた結果右手が疲れにくくなった
  • 左手のリズムキープ力が少し上がって、両手トリルが光りやすくなった

特に右手が疲れにくくなったのが一番の収穫。どうして右手すぐ疲れてしまうん?って思っていたけど本当は左手に任せたら良い所まで右手が動いてしまってアンバランスな体力消費をしてしまっていたらしい。

おわり

少しずつ改善されているような気はする。
でもまだ全盛期のスコアを更新できるほどではないから、今の練習をもう少し続けてクロペン4100とかエレクリ3900とか出るようになったらやっと成長を感じられるんだろうな、という感じ。

Capturerの機能追加もしたいしIIDXもしこたまやりたいけど最近睡眠欲が凄くて沢山寝てしまう。もしかしたらそれもまた調子が良い秘訣なのかもしれない。

全く科学的ではない感覚だけの記事だけど、また続けていきたい。

IIDX Input Capturer v0.3を公開しました

IIDX Input Capturer v0.3を公開しました。
今回のメインとなる背景透過機能についてですが、ちゃんと使おうとすると調整が結構大変&ある程度のPCスペックが必要となります。

それでも良い、という方は使ってみてください。

ダウンロードはこちらから。
masaoblue.github.io

v0.3 追加機能

  • CN判定までの時間設定
    • 押し始めからCNと判定するまでの時間を設定できるようになりました
  • 背景透過機能
    • IIDX Input Capturerの背景を透過し、OBS上でゲーム画面と重ねて表示できるようになりました
  • 緑数字/白数字の設定
    • 緑数字を指定するとノーツの表示速度を変更できます
    • 白数字を指定するとレーンの表示サイズを変更できます。主に背景透過時にINFINITAS画面と重ねやすくするための機能です
  • 描画更新間隔の調整
    • こちらも背景透過

【背景透過の使用例】
頑張って調整すると以下のような表示が可能となります。
www.youtube.com

INFINITASと重ねて表示する方法

以下では、OBSを使ってINIFINITASとIIDX Input Capturerを重ねて表示するための手順を説明します。

※注意事項

  • INFINITAS側と同期している訳ではないため、表示にはズレがあります
  • 遅延時間や表示位置の調整はPC環境に応じて手動で設定する必要があります
    • 以下に手順を記載しますが、正直かなり調整が大変です
  • 緑数字/白数字を変更した場合はその都度再設定が必要です
    • このため、ソフラン曲には対応していません

それでも良い方のみお進みください。

設定方法

1. OBSに画面と音声を追加する

通常の配信の通り、必要な映像/音声をシーンに追加します

  • INFINITASの画面キャプチャ
  • IIDX Input Capturerの画面キャプチャ
  • 手元カメラの映像
  • デスクトップ音声
  • マイク音声
  • など

2. OBSで背景透過を許可する

OBSでIIDX Input Capturerのキャプチャを右クリックしてプロパティを開き、「透過を許可」にチェックを入れます

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3. IIDX Input Capturerの透過とサイズ調整

IIDX Input Capturerの左下に表示されているConfigボタンをクリックし、以下の設定を行います

  1. Green&White Numの欄にINFINITASで設定している緑数字/白数字を入力する
    • 白数字はLIFT(下側)とSUD+(上側)の数値の合計値を指定してください
    • 白数字を入力すると、INFINITAS側の縦横比率に合わせてレーンのサイズが自動計算されます
    • レーンのサイズを手動で調整したい場合は Auto Calculation のチェックを外し、W(横)&H(縦)を入力して調整してください
  2. Transparent Mode欄の「Enabled」と「Guide Line」にチェックを入れる

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4. OBSでの表示位置/サイズ調整

INFINITASで任意の曲を選曲し、ノーツのレーンが表示されている状態でCtrl + Tabを入力し、OBSの画面に切り替えます。

OBS上で、IIDX Input Capturerの青色のガイドラインがSUD+~判定線までの範囲に収まるよう、サイズ調整&位置の移動を行います。

【設定イメージ】
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調整が終わったらGuide Lineのチェックを外し、枠線を非表示にします。

5. 遅延時間の調整

ゲーム画面や手元映像および音声に遅延設定を行います。(IIDX Input Capturerは遅延させないようご注意ください)

この設定はPCのスペック、動画のFPS、INFINITASの判定調整の値などに依存して指定する値が変わります。このため、OBSで録画した映像を見ながら適切な遅延時間を見つけてみてください。

参考までに、私のPCでの設定値は以下の通りです。

  • デスクトップPCの場合: 540ms
    • 60fps & 1920*1080の解像度で配信可能なスペック
  • ノートPCの場合: 650ms
    • 30fps & 1280*720の解像度でどうにか配信できるスペック。冒頭のデモ動画はこちらを使っています

ゲーム画面それぞれの項目の遅延時間の設定方法は以下の通りです。

INFINITAS画面の遅延

右クリックメニューからフィルタを選択し、左下の+ボタンで「レンダリング遅延」を追加して遅延時間を設定します。※1つのフィルタで設定できる最大値は500msのため、足りない場合は複数追加してください

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カメラ映像の遅延

INFINITAS画面の遅延と同様、レンダリング遅延のフィルタを追加します。

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デスクトップ音声/マイク音声の遅延

音声ミキサーの欄で右クリックし、オーディオの詳細プロパティを選択して「同期オフセット」の欄で遅延時間を設定します。

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6. 更新間隔の設定

プレイ映像を録画してコマ送りで見た際、このような形でINFINITAS側のノーツとCapturer側の表示がブレて表示されることがあります。

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この場合はConfigにあるUpdate Intervalの設定を変更します。

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私の環境では60fpsで録画する場合は3~5ms30fpsの場合は8~15ms程度に指定すると、ある程度ブレを抑えることができました。PCスペックが足りていない状態で小さ過ぎる数字を指定すると逆にガクついたりするため、ご自身の環境に合わせて調整してください。

以上で設定手順は終わりです。

さいごに

先日v0.1をリリースした際、こんな感じでゲーム画面を遅延させて表示タイミングを調整して下さった方が居ました。

私はツイートを見るまでこの方法を思いついていなかったのですが、これを見て「もしかしてOBSを使えばリアルタイムな同期表示ができるのでは?」と思い立ち今回の機能を実装するに至りました。

こういったツールは色々な方に使って貰うことで自分では見つけられなかった用途を発見できることが多いので、開発側としてもとても楽しいです。

ただ実際に作ってみると、ゲーム画面とCapturerを同期させるには思っていたよりも大変で、正直リリースした所でこんな大変な設定誰がやるんだ?と自分で使いながらも思うほどです。

とはいえせっかく作ったので一応...ということで今回のv0.3のリリースとなりました。 もし設定が大変でも使ってみたい、という方がいれば使って頂けると幸いです。

それでは!

ビートマニア日記 2020/7/18-19

気付けば3か月程度あけてしまった。

IIDX自体はサボっていた訳ではなく、少し頻度が落ちはしたものの最低週2くらいのペースで地道に練習を続けていた。もちろん時期が時期なのでゲーセンには行かず、BMSで体力をつけつつINFINITASで記録を狙うといういつも通りの方針。

この期間で気づいたのは

  • 無理して毎日練習しなくても意外と体力は落ちないこと
  • 2日連続プレイする場合は1日目の負荷を少し抑えめにすると2日目に調子が上がり易いこと
  • ガッツリやれない日は最初のうちからBPM速め、鍵盤多めの曲を選ぶことで体力の低下を少し抑えられる気がすること
  • ある程度日を空けてプレイした方が今までの運指に拘らない自由な動きができるようになること
  • 土日+平日1日程度の練習ができれば、少しずつ上達していけそうなこと

というくらいだろうか。

どれも感覚的な話でしかないのだけど、3月~4月中くらいまではできるだけ毎日鍵盤を触るようにしていて、その時に伸びなかった曲がプレイ頻度の落ちた今伸びたりする所を見ると、自分が前まで無意識に考えていた「プレイ頻度は上達速度と比例している」というのは多分間違いで、自身にとっての適切な頻度と練習内容をちゃんと考えていかなきゃいけないんだろうなーと改めて感じた。

今までのIIDX人生では一旦プレイ頻度が落ちるとそのままやらなくなってフェードアウトしていくことが多かったのだけど、最近はせめて土曜の朝だけはちゃんと早起きしてプレイしようとか、そういうルーチンを作ったのが功を奏したのかなと思ったりもする。

で、この間の7/19に配信した時は短めの練習のつもりだったんだけど、あまりに腕が元気過ぎるので結局2時間くらいプレイしてしまった。

youtu.be

この日はDIAVOLO2995(自己ベ+0)とかエレクリ3878(自己ベ+49)とかクロペン4000(自己ベ-25)とか、今までそんなにスコアが安定しなかった曲が軒並み自己ベ付近出せる日だったので、やっていて久しぶりに大層楽しめた。

どれもゲーセンのスコアと比べると少し低いものの、鍵盤がちょっと重かったりノートPCでプレイしていたりとかいろんな条件を考えると今までで一番上手いかそれに近い実力はキープできているような気がする。

ここから思いっきり実力を伸ばす方法は分からないけど、自分の中にある何かと会話しながら今の頻度で練習を続けることで少しずつでも成長していけたら嬉しいなと思う。

ECHIDNAやりたい。