あけましておめでとうございます。
最近IIDXの上達を目指すにあたって、苦手譜面を効率よく克服する方法が欲しいと感じたので、以前公開したIIDX Input Capturerの機能を使い回して、練習のための新しいツールを作ることにしました。
IIDX Trainer v0.0
第一弾は、皆さんご存じのTexTageで公開されている譜面情報を実際に再生して練習する機能を実装しました。
1.使い方
譜面を再生する
IIDX Trainerを起動し、TexTageのトップページにある「IIDX譜面集」のリンクから譜面一覧を表示します。
練習したい譜面のページを開き、右下のStartボタンを押すと譜面を再生します。
譜面のランダム(RANDOM)や小節の範囲指定(BarClip)などはTexTage側のボタンから設定したものが反映されます。
押した所を確認する
再生終了後、Replayボタンを押すと譜面と自分が押した箇所を重ね合わせて表示できます。
レーンの上でスクロールするか、右側の青いツマミをドラッグして任意の箇所に移動することができます。
2.再生設定
右下の欄で設定する値について説明します。
Repeat Count
指定した範囲を何回繰り返すか設定します。(最大100回まで)
BPM
BPMを指定して、本来の譜面の速度より速く/遅く再生することができます。
※譜面のページを開いた際、その譜面の開始時のBPMがデフォルト値として表示されます。
Overlay Adjust
押した箇所をノーツに重ねる際に、どの程度ズラして表示するかを設定します。
3.全体設定
左下のConfigボタンから設定する値について説明します。
Play Side
スクラッチの左右を切り替えます。
Input Type
入力するコントローラーの種類を選択します。
- Controller
- 公式プレミアムコントローラー等、1-7鍵盤がButton1-7に対応している場合はこちらを選択します
- Keyboard
- 上記以外の場合はJoyToKey(シェアウェア)などでの入力変換が必要です。コントローラーの1-7鍵盤が「E,R,T,Y,U,I,O」に対応するよう割り当てを行ってください。
Minimum Charge Time
押した箇所を表示する際、何ms以上の長押しでチャージノーツとして表示するかを指定します。
Green&White Num
いわゆる緑数字/白数字です。緑数字でノーツの表示時間、白数字で上部の譜面を隠す部分(SUD+)の長さを設定します。
Update Interval
描画の更新間隔を設定します。譜面がカクついて見える場合などはこの値を変更すると治るかもしれません。環境に応じて調整してみてください。
おわり
改めて振り返ると、私は十数年前の学生時代から非常に長い間TexTageにお世話になっているなと感じます。その頃から変わらず、未だに更新を続けられているのは本当にありがたいことですね。
IIDX Trainerとしては、今後は一定リズムでのトリルや、IIDX Key Loggerで実装していた二重階段など、特定の譜面を重点的に練習するモードを追加していきたいと考えています。
このツールが誰かのお役に立てば幸いです。
それでは、2021年もよろしくお願いします。